現代に生きていたら株で勝てるのは誰?織田信長 vs 豊臣秀吉 vs 徳川家康

 

こんにちは、天仁(@libertenist)です。

個人投資家の9割は株で負けると言われる世界。1割の勝つ側になるにはどうしたらいいのでしょうか。いろんな手法があります。しかし正解はありません。誰かの成功手法が他の人に当てはまることはありません。

もし当てはまったら9割負けるなんてことはありえないですよね。

個人が勝つための絶対的な手法はないけれど、勝ち続けやすい考え方はあると思っています。今日はそんなお話をしたいと思います。

鳴かぬなら、〇〇〇〇〇〇〇、ホトトギス

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の性格を表すときに使われる有名な詩がありますね。

鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス by 織田信長

怖いです( ゚Д゚) 信長!

鳴かないなら殺す。今で言うなら働かないなら首にする。一瞬ブラック企業のようにも見えます。しかしこれは、自分(=社長である自分の会社)が大切だと考えていることを実行する者を登用し、実行しない者には辞めてもらうということでもあるのです。

戦国で生き残るために、何が大切かを考えぬき、それをとことん実行する。大切でないものは切り捨てる。

ドライで感情に左右されない効率的な手法は株の世界でも参考にすべきことがありそうです。

鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス by 豊臣秀吉

努力の人として人気が高い豊臣秀吉。

失敗してもくじけず努力を重ねて成功していく。現代では働きたい企業として名を馳せているでしょう。

常に研究を怠らず、失敗の原因を探り、めげずに努力を重ねて勝てる投資手法を編み出していく。これも株で参考にすべきことですね。

鳴かぬなら 鳴くまでまとう ホトトギス by 徳川家康

最後に美味しいところを全部持って行ったかのようにも言われる徳川家康。

もちろん、戦国時代にじっと寝て過ごしていたわけでもなく、幼少期に人質に取られたり相当に大変な目に合っています。

鳴くまでまとう、は家康の性格を表してものであり、待つというのは実はとても忍耐と強い精神力が必要なことです。動かないから周りからはわからないんですよね。動く方が目立つし、努力して働いているようにも見えるので人々から好かれるんですね。

株の世界で言うと、じっと変化を待っている。そんな感じでしょうか。

で、結局誰?

3人の武将の特徴で誰が一番株で勝つのか。

一つには投資手法にもよるでしょう。

現物でやるのか信用でやるのか。デイトレかスイングか長期か。買いか売りか。いろいろあります。

私の個別株の今までの投資手法である程度学んできたものからすると、常に心の中にいて欲しいアドバイザーは

徳川家康
です。
 
投資ビジョンや目的を定めたら、感情は一切排除してそれに沿って運用効率を最大化する織田信長手法も重要だし、失敗したらそこから学び常に勝てる手法に近づける努力する豊臣秀吉手法ももちろん勉強したいです。
 
しかし株で一番重要なのは
 
忍耐
なのでしょう。投資する対象はよくよく勉強して、成長しつづける企業に投資をすべきです。これを間違うとだめですが、これだと思う企業が出たら、とことん付き合うことが重要だと思います。
 
株の世界は海千山千。あなたから財産を奪おうといろんな奴らがあの手この手で揺さぶってきます。
 
成長企業でも、短中期でみれば株価が買い叩かれることも頻繁にあります。そんなときに狼狽して売ってしまったら、いつまでも株で勝つことはできないでしょう。
 
私はあまり損切はしません。むしろ買い足します。
 
成長企業であれば、じっと我慢して待っていれば必ず株価は上がっていきます。感情に振り回されて居ても立っても居られないときこそ、ときがくるのを忍耐強く待ち続けるのです。
 
徳川家康も、危ない時、やられそうなときも何回もあったことでしょう。焦って動いて余計窮地に立たされるよりも、じっと我慢して静観し、ときがくるのを待っていたのではないでしょうか。
 
我慢できるかどうか。個人が株で勝つのはこれに尽きます。
 

株の運用成績が一番よかったのは「亡くなった人」?

以前あるツイッターが話題になりました。

みんな必死になってお金を儲けようとしていますが、亡くなった人や株を買ったことを忘れた人が一番成績がいいなんて皮肉な話ですね。

感情に振り回されず、長期間ほったらかしができるだけの忍耐力。やっぱりこれが一番なんだと思います。

いつも心にウォーレンバフェットと徳川家康を。

皆さんはどんな投資哲学をお持ちですか?共に学びましょう!