210万円損切りしました。またやり直します

 

こんにちは、天仁(@libertenist)です。

本日210万円の損切をしました。とても辛いですが反省を込めてブログに書いておきたいと思います。

弁護士ドットコム(6027)

弁護士ドットコムは、コロナで市場が急落した2020年1月以降3000円台まで値が崩れましたが、そこから政府の脱ハンコ推しの流れに乗って電子契約書を手掛けるクラウドサインが注目を浴びます。その後一気に1万円を超え半年で株価が3倍になります(2020年7月)。コロナで株の需給がおかしくなる中、この流れに乗れませんでした。

以前から注目していたの銘柄なので、どこかで乗りたいと狙っていましたが、株価が横ばいになった2020年9月ころに10500円程度で600株ほど入りました。(約600万円)

その後一気に株価が急騰し、1万6000円に届きそうなところまでになりました。(含み益330万円)。当時はそのまま2万円まで達する勢いだと感じていたため、そこ売ることをしませんでした。

その後は急激に株価が1万円くらいに戻ります。途中13,000円などもあったのですが、コロナの状況が続く限りこの銘柄の人気は落ちないと思っていたのでそのまま持ち続けてしまいます。(反省1)

2020年11月くらいからマザーズからバリュー株へ市場の流れがスイッチしていることを感じられなかったのです。(反省2)

2021年になって株価は横ばい。少しづつ上値が下がっていくのは見ていたのですが、競合のGMO-GS (3788)が半年で1万円から5,000円まで下げる中、値崩れしない弁護士ドットコムは大丈夫だと考えていました。(反省3)

ここ半年は、8,000~10000円くらいのボックスだったので、8,000円近辺で買い増しをしようかくらいに考えていましたが、7月30日に決算発表のため、それを見てから買い増しをしようとしました。(これは良い判断だった)

7月30日の決算発表。前年同期比で、売上32%増、営業利益2,800%増。売り上げの伸びは鈍化しているが過去最高益で悪くはないとは思った。

が、最近の流れとして決算発表で株価が暴落するケースが多い。特にコロナ禍で大幅に値を上げていた銘柄が叩き売られる。その状況になったのである。決算発表翌日7,200円に急落。8000円近辺で買い増しをしようとしたので、ここで1株追加しました。さらに下がるようなら6500円で追加予定も考えていました。(反省4。落ちるナイフに手を出した)

その後も大幅な下落が続き7000円も割る。ここでようやくだが、いったん手じまいすることを決断しました。遅すぎるくらいですが。そもそもコロナ前には4000~5000円の株価だったものが、今は注目されなくて売られているだけと考えると、このまま持っていても時間のロスと精神的苦痛、他の銘柄のチャンスを逃す。元の株価に戻る率のほうが高いとやっと思うようになったのでした。

そして今日、朝から大幅下落で株価が6300円に。ここで持ち株700のうち、500を成り行きで売りました。

弁護士ドットコム損切結果

株数:700株/平均単価:10500円

売却数:500株/売却単価:6300円

(10500円-6300円)x500=

210万円の損切

来週から切り返すこともあるかもしれまえん。

「損切りしたら上がる」。これは誰もが経験する悔しいことですから。

でもこうなっても今回の判断は良かったと思うことにします。株価が落ち切って、乱高下を経て落ち着いたころ再び参戦したいと思います。上がってしまったらご縁がなかったということで。

今回勉強したこと

・もともと企業業績をベースにした長期投資メインだった

・コロナ禍で業績よりも需給で株価が大きく動くことを経験した

・上がり過ぎた(人気が集中していた)株を業績がいいからと持ち続けた

・大きなイベント(コロナや〇〇ショック)のときは、需給で大きく動くことがある。人気がなくなったら急落する(元に戻る)。グロース株の業績以上に株価が値上がりをしていたことを、業績だと勘違いしないこと。

・欲張らずに急騰したら少しづつ売っていくこと。

今やるべきことは、いったん冷静になることです。損失を取り戻そうとして切り返したところを焦って買い戻すとやられるでしょう。過去にもそうやって逆の動きばかりで損を拡大させたので。

休むも相場。

買いたい銘柄が買いたい値段になるまでじっくり待つことにします。

負けを認めて素直に反省。