こんにちは、天仁(@libertenist)です。
新年早々グロース株が大暴落。去年からずっと下げ続けて、ここで一気に下がりました。昨年8月に210万円の損切をして反省して、9月のブログに二億貯男氏の本を読んで損切をしなければと書いていたのに怖くてできませんでした。本当にやり直すために今日やっと膿を出しました。
巷では「500万円勝ちました」、「資産が1億になりました」というブログもある中で、大失敗をやらかした自分の反省と退場せずにこれからも続けていきたいために、自分のように株で大負けした人のブログを読んで皆さんも同じ轍を踏まないように、二度こんな失敗をしないと誓うために恥を晒して記すことにしました。
弁護士ドットコム(6027)
弁護士ドットコムは、PER200の超割高株で、アメリカの金利上昇などグロース株からバリュー株への資金移動が激しい中で完全に落ち目でした。
11000円平均だったものを一部損切、ナンピンで平均7400円(1,100株)までしました。その後好決算でプラスになったこともありもっと上がると売らずにいたら失速。大きな流れを読めずに結局4,700円というおそらく底値近辺で全部損切しました。
ざっと300万円の損切り。トータル500万円の損切り。
笑ってやってください。
2022年になって、さらにマザーズ総崩れ。
レアジョブ(6027)
レアジョブは平均2,300円で購入していたのをズルズルもって結局800円。前回決算で減益発表で、会社が発表した挽回策もピンとこなかったのに損切りできず持ち続けた結果最悪になってしまいました。途中一部損切してナンピンして平均1600円になり、さらに半値の800円で全額売りました。
約300万円の損切り。
これで合計800万円。
含み損は損ではないと損を認めたくない自分勝手な思いが招いた自業自得です。
悔しさと悲しさと惨めさでいっぱい
コロナになってから株式市場を取り巻く環境が一変し、それに対応できませんでした。
コロナ前のグロース株の好調さに凝り固まり、高PERの株が値こそぎ半値、3分の1になっていくのをいつか戻るはずと持ち続けた甘い考えの結果です。
現実を見る勇気がなかったのです。
2021年3月に5500万円だった資産が1年弱で3500万円になりました。
1年で2,000万円も溶かしてしまいました。
悔しすぎて、取り戻したいという思いでいっぱいで、もっとお金を張ろうとしていたところ、プロの投資家の本やyoutubeを見て、自分がさらにバカなことをしようとしていたことに気づかされました。
プロの投資家のユーチューブには、俺のこと?と思えるような自分がここ1年やっていたことが詰まっていました。まさにやってはいけないことをしていたのです。
損きり出来ないのは一番ダメですね。
損を取り返そうと、勝っている株を売って負けている株をナンピンする。勝っているのにその芽を摘んで失敗しているものに追加する。冷静に考えてバカじゃないですか?
負けている原因がわからないのに同じことを続けたら負けるしかないですよね
トレードしていない自分が見たら、「そんなの当たり前でしょ?」と思えることばかりです。
でも、800万円含み損があることで冷静な見方ができなくなっていました。これは幻だ。こんなに下がっているのだからいつか必ず上がるはずだ。と言い訳していたのです。
頭をピストルで撃たれると思えば損切できるでしょ
損きりの重要性は頭でわかっていても、実際にはわかっていませんでした。
今日テスタさんの動画を見てやっと目が覚めました。
損きりできないという人がいます。
でもできるんです。頭に銃口を突き付けられて、損切しなければ殺すと言われればできますよね?
専業でトレードするならなおさら、生きるか死ぬかの戦いをしているのと同じです。その状況で損きり出来ないというのは覚悟が甘いんです。
この言葉に頭を撃ち抜かれました。
この動画をみた後すぐに全額損切しました。
そして、その後も負けたときどうすべきかの動画を見まくりました。
一番ダメなのは、損を取り戻そうと大金を張ってしまうこと。
まず冷静になって、何が悪かったのか分析して、どうすればいいのか仮説を立てる。その仮説が正しいのかトレードせずに紙に書いて結果を追う。その後少額でやってその方法で勝てることを実証していく。勉強して勉強して、少しづつ実績を重ねる。これを肝に銘じます。
今は酒を飲んでいます。酔ってますが損を取り戻す!という悔しい気持ちは今はもうありません。
まだ3,500万円ある。これを大事にプロが教えてくれたことを勉強して自分なりの勝ちパターンを地道に勉強しまくろう。
そんな気持ちでいます。
ここからやり直します。
今の冷静な気持ちを自分への忘備録兼ねて記す。
もっと、もっときめ細かく相場を見よう。損切に対して敏感すぎるくらいになろう。2000万円が、将来の何倍ものリターンとなって返ってくる勉強代だったと思える日を夢見て地道に勉強します。