株の信用取引で退場した経験を生かす。今はセミリタイアで生きてます

 

こんにちは、天仁(@libertenist)です。

私は現在、20年のサラリーマン生活を辞め、独立して生活しています。いわゆるセミリタイア生活です。働きたいときに働き、会いたい人に会い、行きたい場所に行きたい時間に行く。

そんな自由を満喫しています。

それを支えるのが経済的な基盤ですね。私の場合はサラリーマン時代に蓄積した3000万円の資産運用と、独立後に立ち上げた法人からの収入で暮らしています。

今回はそんな私が過去に株で退場した話です。

株式で資産運用

私の現在の資産運用は株式です。不動産、FX、先物、債券などいろいろありますが、株式運用のみを行っています。

何で資産運用するかは、その人の生きてきた経験に左右されることが多いと思います。私の場合は、親が株をやっていたからその話を聞くうちに自然と株って面白いんだという感覚が培われていたのだと思います。もし、私が不動産関連の会社で働いたり、知人にそういう人がいれば不動産で資産運用をしていたかもしれません。

信用取引で一度退場した

株と言ってもいろいろあります。投資信託のようなものもあり、個別株もあり、日経平均先物もあります。

サラリーマン時代には、500万円くらいの資金で個別株の売買をしていました。〇〇バブルのようなときにも重なって含み益もあり喜んでいました。

そのうちもっと儲けたいという欲がでて、信用取引を始めました。売りからも入れるし。

まあ、これが退場への引き金でした。

当時はファンダメンタルもテクニカルもほとんど知らず、チャートを見て「この有名企業すごい下がってる。そろそろ上がるんじゃないか」のような意味不明な根拠で買ったり、メディアのニュースを見て「お!グッドニュース。買いだ!」のようなことをしていました。

知ったら手じまい。そんなことも知らず。

新興市場の株は特に上げ下げが激しく、信用買いで朝一で買った400万円分の株が15分で450万円になって50万円儲かったり。ギャンブルのような刺激がたまらず振興株を中心に「投機」を繰り返していました。

そのうち、〇〇ショックというものがやってきます。持っている株が連続ストップ安。売りたくても売れない状況に恐怖で仕事が手につきません。やっと寄り付いたあとも乱高下しながら下がっていくのをみて、もはやここで損切なんてできないと思うほどの損失を抱えて株価を眺めているだけです。

そのうち追証通知が来ます。なんとかお金をかき集めて証拠金を維持。また下がって追証通知。この繰り返し。

経験したことがある人はわかりますよね。この地獄。

どこまで下がるのこれ…もう楽になりたい‥そんな心境に追い込まれ強制決済手前でとうとう損切しました。

500万円が数週間で100万円になったら生きた心地もしません。それまで小さく小さく利確してたのが一気にマイナス。その後も下がり続け、結局ほとんどのお金を溶かしてしまったのです。

コツコツドカンの典型です。

あまりのショックに株なんて二度としない!と退場してしまいました。

その後長い間株から遠ざかって給料だけで生活をしていました。

実はそのあと数年で株価は当時の買値を超えていたというのは、数年後にしかわからないのですが。

そんな退場を経験した私ですが、その株で再度資産運用をして今の生活を支えられるようになりました。

皆さんは、株式投資でどんな失敗がありましたか?それを教訓にお互いがんばりたいですね。